大切な写真を肖像画にしておけば、50年後、100年後でも大切な面影は不変です。写真に画家の手が加わることで暖かみが増します。又ご自分がモデルになって対面で制作することも可能。家族が不在でも、リビングルームで笑顔に会えます。
『油絵』『水墨画』『卵黄テンペラ画』を手掛ける。2003から4年にかけて1年間フランスに滞在。パリ、アヌシー、モンペリエ、エクス・アン・プロヴァンス、ブルターニュ・グロワ島を巡り、イタリア・ドイツ・スペイン・モロッコ・チュニジア、アルジェリア・アメリカ・ブラジル・中国など18ヶ国の観光客の肖像画を墨で描きました。
【無料でお試し】個人情報は不要です。お問合せフォームから肖像画にしたい写真を送信するだけでOK。仕上がり予想図と見積りを無料でお送りします。肖像画の完成画像をお楽しみ下さい。
■油絵具の顔料(色粉)を画面に定着させるための結合剤(糊)は油です。亜麻の種を原料とするリンシード油、ケシの種から作られるポピー油などが酸素と結合して固まる性質を利用します。
油絵の歴史は、フランドル(現在のベルギー・オランダ)の画家ファン・エイク兄弟が技術を確立してから500年しか経っていません。それにも関わらず、現在油絵具が最も普及している理由は扱い易さです。
油絵具は粘りが強いため細密描写を苦手としますが、誰でも扱い易く、表現の巾が広いという特徴があります。
絵具の色数の多さ、グラデーション(階調)や、ぼかし・薄塗り・厚塗り・艶出し・艶消しといった表現が簡単で、乾燥し始めるまでは修正も自由自在。立体感や描いた対象の背後に手を回せるような空間を感じさせることもできます。
このため、油彩画はルネッサンス以後バロック、ロココ、新古典派やロマン派の画家たちの主要な画法となりました。そして1840年頃、『写真技術』と『チューブ入り油絵具』が発明されたこと、その後一世を風靡した『ジャポニズム』の影響で印象主義が開花し、油絵は現代美術のさまざまな潮流を生みます。
絵具やキャンバスの大量生産が行われるようになると、専門的な修練がなくとも油絵が描けるようになりました。とはいえ100年変質しない油絵を描くのは簡単ではありません。
適切な基底材を選び、化学変化と変退色の起きやすい絵具や、環境汚染につながる有害な顔料を避けること。亀裂・剥落のない結合剤や下地をー選び、半乾きの絵具の上に重ね塗りをせず、後でベタつきを生まないように描画すること。そして保存には長年の経験が必須です。
■使用する画材は、替えの効かないシルバー白(鉛白)を除き、人体や環境に有害な絵具や耐久性に劣る絵具を排除しました。広く流通しているカドミウムや硫化水銀は使用しません。
亀裂を誘発しないリンシード油を用いた絵具を厳選。耐久性・耐光性に優れたキナクリドン赤、ニッケル黄、コバルト青、ビリジャン、オキサイド緑、黄オーカー、赤オーカー、バーントシェンナー、マルス黒、シルバー白を使用、変退色がなく堅牢で美しい肖像画をお届けします。
■写真そのままの再現(写真のようにつるっとした絵肌)ではなく、手仕事の跡が残る絵肌を大切にしています。
絵画は写真では代われませんし、AIが作り出せるものでもありません。時代と環境と民族のもとで、目と手と精神によって表されるものです。
肖像ドットコムでは写真のコピーではない『心象を通した写実』を描きます。
■キャンバスの画面は厚塗りです。
柔らかい筆で描かれた油絵は筆触がそのまま残り、油絵具の重量感と物質感を鑑賞者に伝えます。
筆触を消すことは容易で、表面を撫で付ければ平坦で滑らかな絵肌が得られますが、消してしまうと、思考の道筋や試行錯誤、格闘の痕跡が失われます。
一方、筆触が残る絵画は、書と同じ力を持ちます。書は、文章の意味に思いを馳せたり、形や配置の妙、気韻を楽しむのとは別に、鑑賞者が作者の筆跡・筆順をたどれます。一画、二画、三画と筆の動きを観ていくと、作者の呼吸や間合いを感じます。
同様に筆跡・筆触で作家の息遣いや制作のリズムを感じるのは、絵画鑑賞の醍醐味です。
■肖像ドットコム独自のサービス
油絵具はゆっくりと乾燥するため、作品完成後1年保護ワニスを塗れません。制作後しばらく絵具が乾燥収縮するために動くのですが、この絵具の動きに、上に塗られる速乾性のワニスが付いていけず、亀裂が入ってしまうためです。
保護ワニスがなくとも額に入れてあれば、作品が損なわれることはありません。損傷を与えるものは、虫の糞やごみ、ほこり、強い硫黄ガスなどですが、作品は密閉した額縁に収まっているためリスクは小さいです。このため1~2ヶ月の短納期で作品を発送する肖像画制作サービスでは普通、保護ワニスをかけていません。
肖像ドットコムでは、作品をお受け取り後1年以上経ちましたら、保護ワニス塗布サービスをいたします。片道送料のみご負担いただきますが、ご希望があれば何年後でも対応します。
■卵黄テンペラ画とは、“赤土・黄土・緑土などの天然顔料と鶏卵の黄身を混ぜて作られた絵の具”で描く絵画技術であり、油絵が完成される1000年以上前から存在していました。
テンペラ画はルネッサンス以降、迫真のリアリズムを生み出す油彩画に主役を明け渡しました。けれども、ヨーロッパの教会や美術館で中世の宗教画を目にするとき、描かれた当時の鮮やかさをそのままに伝えているのはテンペラ画です。
テンペラ画は、堅固な板やパネルに麻布を糊付けし、地塗りをした画面に描画します。完成後は画面を保護する仕上げワニスが必ず施されます。このように保存されたテンペラ画は堅牢で、耐久性・耐水性共に油絵具より優れています。また顔料を包み込む膜が油絵の様に厚くないため発色も優れています。
背景を純金箔の鏡面仕上げにできます。薄く延ばされた24金で画面を覆うと、人物が内側から光を発するように見えます。吸い込まれるような金地背景は、純金の腐食しない性質そのままに、時間を超えた不思議な感覚にさせてくれます。
■卵黄テンペラ画は水性の絵具(卵の黄身、色粉・顔料)で描くため、厚塗りできないという欠点があります。
古代からルネサンスにかけて、迫真の描写を求めて考え出したのは、極細の筆で『ハッチング』という線描を何層にも塗り重ねて緻密な絵肌を作ることでした。
手間のかかるハッチング技法によって、テンペラ絵画は、深みと軽やかさに達しています。
■卵黄テンペラ画のもう一つの特徴は、描く以外の作業が多いこと。これは制作費に関係します。
以下にその工程を紹介
1.基底材の製作と地塗り
木枠とシナベニヤを貼り合わせてパネルを作り、湿気に強い石灰カゼイン塗料を用いて、目止め・防虫処理を行います。次に麻布を貼り、さらに目止めをしてから石灰または石膏を塗り重ねて、白色の下地を作ります。
2.本制作(描画・彩色)、または黄金背景作りと本制作
通常のテンペラ画ではここから緑土で地塗りをして、本制作に入ります。一方黄金背景テンペラでは、金箔を押すための堅く平滑な下地が必要なためまず石膏塗りを10回行い、7〜8ミリ程の厚みになってから鉄板で平らに研ぎ出します。次に膠水に溶いた赤い箔下砥の粉(とのこ)を塗布して磨きます。こうして下地が完成してから、膠に水やりして粘着性を戻してから金箔を押し、メノウ棒で磨き出すことで、金地が完成。その後、描画・彩色作業に入ります。
3.防カビ、防虫対策 および 画面保護
卵の黄身を固着剤とするテンペラ絵具は、有毒な顔料を使っていないのでゴキブリが好みます。又多湿な日本ではカビが生えやすいので対策が必要となります。虫もカビもつきにくい油彩画は、完成後のニス塗りを省くケースが多いですが、テンペラ画では乾燥後保護ワニス塗布が必須となります。
このように作品を制作するための下準備、パネル制作、地塗り、箔置き、絵具作り、画面保護まで手仕事になります。市販のキャンバスと油絵具ですぐに描ける手軽さが無いためにテンペラ画は比較的高価格となっています。
古典技法を学ぶために、アルブレヒト・デューラー(1471-1528)の「祈る手」、ピエロ・デラ・フランチェスカ(1415-92)の「聖母子と聖人たち」、カルロ・クリヴェッリ(1430-95)の「アレキサンドリアのカテリーナ」、アンドリュー・ワイエス(1917-2009)の「編んだ髪」の模写を行いました。
■ルネサンス美術を見ると絵はリアルなだけではなく、 それぞれが個性を持った精神の表現であり、作品には必ず爪痕が残されています。
それは、絵肌、線や色であり、構成であり、何気ない背景の描写であったりしますが、ただ対象を写し取っているのではありません。画家たちの意図に思いを巡らすことは鑑賞の愉しみになります。
現在純粋な卵黄テンペラで肖像画は描かれていません。私が「卵黄テンペラ画」を描くのは、油絵よりも古い技法であるのに、画面が明るく、堅固で鮮やかさを保ち続けているからです。手仕事の集積の中に芸術の鍵が潜んでいます。
■油煙墨と楮(こうぞ)紙を用いた水墨肖像画
油煙墨は菜種油を燃やして集めた煤(すす)に、動物の皮を煮詰めて得られる膠を練り込んで作ります。この東洋独自のインクは驚くほど堅牢で、(ひのき)材に墨で書かれた表札は、長年月の風雨にさらされ木肌が摩滅してもなお、文字が浮き彫りのように残ります。
墨の歴史は4千年に近く、中国、殷・周の出土品には液状の墨が使われています。秦の時代に棒状の固形墨となりました。当初は松を原料とする松煙墨でした。
北宋の時代、水墨画が発展し、より深い漆黒の墨色が求められた結果油煙墨が発明されました。日本へは松煙墨が飛鳥時代に、油煙墨は鎌倉時代に伝わっています。
紙は紀元前2世紀頃に発明され、日本では飛鳥時代から奈良時代にかけて麻紙、楮(こうぞ)紙、雁皮(がんぴ)紙が作られるようになりました。楮はクワ科の灌木で各地に自生します。その樹皮の繊維にトロロアオイの粘液を混ぜて、流し漉き製法により楮紙は作られます。
市販されている普通の和紙は生紙と呼ばれ、書道半紙のようににじみます。にじみを止めるドウサ(膠液+明礬)を塗ったものを熟紙といいます。俵屋宗達ら琳派の絵師が熟紙へのたらし込み技法で見事な水墨画を残しました。
■2003年秋、数百枚分の楮紙にドウサ引きし、土性顔料で地塗りして、渡仏しました。
パリの街頭でイーゼルを立て墨を磨ります。当地では洋紙にコンテというデッサン画がほとんどで、中国人でも墨で描く人はいません。
人種が多様になると評価も多様でした。水墨画は欧米人やアジア人には好評だったのですが、旧フランス植民地出身(アフリカ系)のお客様の反応は厳しく、文句を言われ値切られたことがあります。とは云え、今思えばこれは買いたたく知恵だったかもしれません。
落款には、中国の作家が彫った印と、上海西冷印社の印泥を使っています。
この落款は絵にヴィヴィッドな赤のアクセントを添えます。パリでは落款を望まないお客様がいたのに驚きました。メキシコ人の愛想の良い男性でしたが「アルファベット」を希望され、"Tacano"とサインしました。
■日本人は墨と紙に親しんで来ましたが、ビニールクロスの壁が普及した住まいに、水墨画作品を見かけることがありません。墨で肖像を描く画家も稀少になっています。
一方で、聖徳太子(作者不詳)、源頼朝(藤原隆信作)、足利義政(土佐光信作)、足利義尚(狩野正信作)、連歌師宗祇・細川澄元(狩野元信作)、武田信玄(長谷川等伯作)、織田信長(狩野永徳作)、豊臣秀吉(狩野山楽作)等の肖像画は日本美術の宝として大切にされています。
筆と墨による本制作後は、薄美濃紙で裏打ちを行います。裏打ちは、紙に強靭さを加えると共に、白紙を増し張りすることで裏から明るさを加えます。
ドウサと地塗り、本制作・落款、乾燥、裏打ちと全工程は延べ三日かけています。完成した作品は、マットに留めデッサン縁に装着します。安全のため額縁にはガラスではなく、アクリルを採用。
水墨肖像画をお手軽な価格で制作します。素朴な水墨画の風合いをどうぞお楽しみください。
水墨画も油彩画もテンペラ画も、堅牢な絵肌を作る絵画技法です。数世紀前の作品が描かれた当時のままの色彩で美術館に飾られています。
額縁も美術作品と同等の耐久性が必要です。もしもこの額縁が、虫のつきやすい未処理の南洋材でしたら、事態は深刻です。害虫は額縁だけでなくキャンバスも食い荒らします。
また、排気ガス等の硫化ガスが、直接当たると絵具を変色させる恐れがありますが、額縁はこの有毒ガスを遮断します。同時に、ホコリやタバコのヤニ、ハエのフンなどから絵を守ります。
こうした保存の用途のほかに、絵を引き立てるという 大切な役割があります。
額縁は絵画と壁の境界を飾ることで、絵とインテリアの調和を図ります。施されたシックなデザインは肖像画を引き立て、部屋を上質な雰囲気に高めます。
肖像画用の額縁については、『厳選した工房・メーカー品』ラインナップの中から、好きな品を選べます。額縁が不要の場合はお知らせください。
【箱には、差し箱とタトウ箱を使用】
作品は壁に掛け放しにするだけでなく、掛け替えたり一時保管したり、また引越しや譲渡のために移動したりします。その時のために、保存箱は大切に取っておきたいです。
額縁を保管する際には縦置きにしますが、これがかぶせ箱だとフタが外れ易く不都合です。このため、価格が低めの水墨肖像画以外は、黄袋+差し箱またはタトウ箱の仕様に統一しました。
上品な黄袋に、差し箱もしくはタトウ箱という組み合わせは、見た目もおしゃれで贈り物にも最適です。
銀座の老舗額縁店・株式会社 古径(2018年閉店)に所属したことがあり、古径製造の額縁を愛用してきました。肖像画には、同社の職人と技術を引き継ぐメーカー製造の安心・高品質額縁をお付け致します。
額装した場合のサイズは縦横共に15~20cm大きくなります。
額縁が不要な場合は額なしを指定してください。
上記は消費税、送料込みの価格です。〜名様は一点の中に描かれる人数を表します。
※リストにないサイズはご相談ください。
高級額縁付。数種類の額縁から選べます。
額装した場合のサイズは縦横共に15~20cm大きくなります。
上記は額縁代、消費税、送料込み価格です。〜名様とは一点の中に描かれる人数です。
※パステル画(大衣サイズ:50.9×39.4cm)は油絵のF4号と同じ価格です。
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※リストにないサイズでも制作可。油絵とテンペラ画は、サイズが大きくなる程割安になります。サイズ・費用についての詳細はお問い合わせください。
肖像画をご希望される技法に合わせて最適な表現で制作するので、値段で描き分けたりはしません。費用が高い順に、テンペラ画>油絵>水墨画 となるのは、制作期間と材料費が理由です。
お顔が綺麗に写った写真を 送るだけ!!
肖像画注文の中で一番大切なステップが、適切な写真を準備することです。顔が大きく綺麗に写った写真を、最低一枚ご用意ください。サイズ加工はせずに、撮ったそのままの写真が必要です。(全身像は画像が大きくても不適切です。顔自体のサイズが元々小さいため、引き伸ばすと細部がぼやけてしまいます。)
古い写真を使う場合でも、出来るだけ鮮明な写真を選択することが重要で、はっきり写っていない写真では、リアルな肖像画を描けません。
写真を撮る際、フラッシュはあまりお奨め出来ません。人物全体に強い光が当たると、立体感のないのっぺりとした像になるためです。自然光もしくは斜め上からの照明でしたら、明暗のグラデーションの美しいポートレートになります。
2枚の写真を合わせて1枚の肖像画に仕上げることも可能です。その場合は、出来れば同じ方向から光が当たったものを選んでください。
この写真からこうすることは可能か?AとBの写真を組み合わせてほしい等、不明な点はお問い合わせください。
現像済みの写真は、郵送方法をメールにてお尋ねください。
スマホやデジカメ写真データの場合は、サイズ圧縮などの画像加工をせず、そのまま送信してください。お問い合わせフォームからでも、通常のメールに添付してもOKです。原画となる写真の他に何枚か送ってもらえると人柄や体格、配色のための情報になります。
送っていただいた写真を合成加工後『仕上がり予想図』を作成して返信します。
見積り金額も併せてお知らせしますので、お値段と構図と納期をご確認ください。この時点でのキャンセルは無料です。
メールでの打合せを終え正式に御依頼となりましたら、肖像画の本制作に着手します。
制作期間
テンペラ画は、完成して後 1ヶ月乾燥させてから、仕上げワニスを塗布しますのでお届けまでに若干時間がかかりますが、仕上がり状況は乾燥前に確認できます。
作品が仕上がりましたら、ご本人専用の『完成作品のページ』のURLを送りますので、クリックしてご確認ください。肖像画の出来栄えにご満足いただけましたら承認メールを送っていただきます。
修正希望がありましたらメールでご連絡ください。詳細につきましては必要に応じて電話でもご確認いたします。
修正後、再度完成画像ページのURLを送信します。
肖像画にご満足いただけましたらご連絡ください。
お受け取り希望日の確認が出来ましたら、
納品後でも気になる箇所がありましたらご連絡ください。できる限り対応いたします。
この場合は修正のための費用は無料ですが、返送する際の片道料金のみご負担願います。納期は順延になります。
最下段の お問い合わせフォーム から写真を送信してください。肖像画の構図を決め、額縁と写真を構成して返信します。参考価格も添付いたします。
お試しサービスは無料です。請求したり契約を無理に薦めることはありません。もし後で申し込みを決定される場合には、別の写真に変更しても大丈夫です。又額縁だけをあとでゆっくり選び直すことも可能です。他社にご決定の場合は、その旨ご連絡いただければ、以後こちらからご連絡することはありません。
作品完成後、専用ページのアドレスをメールでお送りしますので、1クリックで仕上がり状態を確認できます。
厳選した額縁ラインナップの中から、ご希望の額をお選びください。
肖像画を長年飾り続けると、額縁も経年変化は避けられませんが、数十年でも機能を充分に保ち、老化しても美しい、高品質の額縁に収めてお届けします。
こんな仕上げにしたいという希望があれば、遠慮なくお知らせください。丁寧に修正を施し、再度専用ページにて確認していただきます。
万が一、絵具の変退色や虫喰い、剥落など画面の異常があった場合はご連絡ください。作者の責任範囲であれば、無償修復もしくは返品等の対応をいたします。
(※落としたり押さえる等、圧力をかけて生じた破損や、直射日光に長期間晒した場合の変色、またお受け取り後の額縁の破損等は対象外で、有償対応となります。)
テンペラ画と油彩画の裏には絵画組成データ表を貼付します。これは、制作年、絵具・溶剤の成分、下地の種類など制作時の基本情報で、真筆であることを証明します。また後世に修復の必要が生じた場合の資料になります。
油絵具はゆっくりと固まるため、完成後1年ほど仕上げワニス塗りが出来ません。作品はガラスで密閉された額縁に入れてお届けしますので、虫の糞や埃がついたり、硫黄ガスに触れたりする危険は少なく画面保護の必要性は高くはありませんが、ご希望の方には、片道送料のご負担にてワニス仕上げをいたします。
ワニス仕上げによって画面に光沢が出ます。肖像ドットコムでは耐久性に優れる光沢ワニスを採用しています。
ご質問やご要望は以下のフォームに記入して下さい。内容を確認次第、返信します。
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